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騙す権威
愛知でも病気腎移植… 藤田保健衛生大病院
 愛知県豊明市の藤田保健衛生大学病院で1991年、病気腎移植が1件行われていたことが10日、明らかになった。

 宇和島徳洲会病院(愛媛県宇和島市)の万波誠医師らのグループがかかわった以外で、病気腎移植が判明したのは初めて。藤田保健衛生大学病院側は「臓器提供者や患者の同意もあり、医学的にも倫理的にも問題はなかった」としている。

 病院によると、執刀したのは同病院の星長清隆教授。腎血管性高血圧症で治療を受けていた30歳(当時)の男性に動脈瘤(りゅう)が見つかったことから腎臓を摘出。動脈瘤の手術後、戻そうとしたが、男性は再発を恐れて拒否した。他人への移植に同意を得たため、愛知県の腎臓バンクに連絡したうえで、登録されていた23歳(同)の男性患者に移植した。この患者は今も通院しているが、経過は良好という。この経緯は93年の学会で発表された。

 当時、日本臓器移植ネットワークがなく、厚生労働省臓器移植対策室は、「臓器移植法が出来る以前の話で、宇和島徳洲会病院のケースとは性質が異なる」と話している。

(2006年11月11日 読売新聞)


病腎移植に対する評価と批判があります。

批判は、おもに厚労省や移植学会などの大きな団体だと聞きます。
そのため、マスコミも叩かれるのがいやなのか、
権力ある団体のことしか書きません。
つまり、批判する側の記事を大々的に書くのです。

ところが、どうでしょう。この上記の記事、名前こそ出てきませんが、
この手術にGOサインを出したのは、大島伸一・日本移植学会副理事長らしいのです。

なぜそのことを書かないのでしょうか?
移植学会から圧力でもあったのでしょうか?

いつもなにかというと、報道の自由だ!と主張するマスコミなら
なぜ詳細に書かないのか?と思ってしまいます。

力のある団体に媚びばかり売って!

読者は詳細に真実を知ることは難しい。
あとはマスメディアが調べてきたことを見たり、読んだりして情報を得ます。
それが一方的なものだったら、虚偽の事実でも鵜呑みにしてしまうことだってあります。

報道の自由を叫ぶなら、真実を報道すべきではないでしょうか?

腎臓再生医療
2008. 6. 4

Wnt4などの遺伝子再発現で尿細管細胞が再生
アポトーシス阻害薬の応用にも可能性


急性腎障害(AKI)による尿細管障害の病態改善に、尿細管細胞の発生・再生を促す液性因子の導入による尿細管細胞の再生医療が有望であり、また、アポトーシス阻害薬の応用によって尿細管細胞を再生する治療法にも可能性があることが分かってきた。高知大内分泌代謝・腎臓内科教授の寺田典生氏(写真)が、第51回日本腎臓学会のワークショップ4「腎臓の再生−−最近の進歩と今後の課題−−」で報告した。

 AKIは、入院患者の4〜5%、ICU入院患者の20%近くで発症し、死亡率は3割を超える。しかし、AKI患者の4割で尿細管細胞が再生、修復することが認められており、この面から病態解明が進んできた。

 AKIで尿細管細胞が再生するには、その元となる細胞がどこから来るのかが問題になり、現在、3つの考え方がある。骨髄幹細胞由来の何らかの液性因子が尿細管細胞の再生を促すという説、腎内に尿細管の幹細胞が存在しそれが元になっているという説、そして寺田氏らが提唱する、尿細管細胞が虚血などの刺激によって脱分化(dedifferentiation)し、増殖、再生するという考え方だ。

 胎生期に腎臓の尿細管が発生するときには4つの遺伝子(Wnt4、Delta、Notch2、Hes)が関与し、これらはいずれも、AKIで尿細管が再生するときにも発現することなどが確認されている。寺田氏は、これらの知見を元に、尿細管が障害されると、尿細管細胞の一部が未分化の状態に形質転換し、幹細胞的性格を獲得、それがWnt4などの遺伝子によって尿細管細胞へと再生され、尿細管が修復されるとの仮説を立てた。

 そして、尿細管が障害を受けると、様々なシグナルが出て、それによって尿細管細胞が脱分化すると同時にWnt4、Notch2陽性細胞が発生、増殖し、尿細管細胞へと分化していくリカバリー・サイクルの存在を証明した。これによって、尿細管が障害を受けたときに、このリカバリー・サイクルを促進する液性因子を導入すれば、AKIの新しい治療法となり得ることが分かった。この成果は、2008年6月の「Kidney International」誌に掲載された。

 しかし、尿細管障害の程度が強い場合には、シグナルが回らず、尿細管細胞がアポトーシスに陥り、腎機能は回復しなくなる。その場合は、新規に幹細胞やES細胞、iPS細胞を導入する細胞治療の可能性が考えられる。寺田氏らは、マウスのES細胞を用いたin vivoの研究を行い、尿細管マーカー陽性の管腔形成を確認している。

 また、AKIによって尿細管細胞はダメージを受けるが、中等度のダメージであれば、細胞は壊死せず、アポトーシスの段階に留まる。寺田氏らは、アポトーシスになるよう調整することによって、尿細管細胞の再生、腎機能の修復が可能になると考え、尿細管細胞がアポトーシスに至るパスウェイを検討した。

 着目したのは、アポトーシスを起こすJNKと、アポトーシスを防ぐPI3Kという2つの遺伝子で、研究の結果、ASK1という遺伝子がAKIの予後増悪因子の1つであること、PI3KinaseとAktが腎機能保護作用を有するとの結果を得た。そして、C型肝炎や関節リウマチの治療に用いられているアポトーシス阻害薬が応用できる可能性があるとした。

 以上から寺田氏は、尿細管の再生医療の可能性として「尿細管の再生を促進する液性因子の解明と開発、細胞治療による尿細管細胞の再生、アポトーシス阻害薬の応用がある」と結んだ。

2008. 6. 4

腎臓の再生医療への近道はiPS細胞か?
課題は多いが老化抑制の期待も

腎臓は再生医療の最も困難な臓器とされるが、第51回日本腎臓学会のシンポジウム5「腎臓と老化」では、大阪大大学院先端移植基盤医療学准教授の猪阪善隆氏(写真)が「iPS細胞を用い、腎臓の細胞、ネフロンあるいは腎臓全体へ分化誘導し、移植することが、現時点では最も可能性が高い再生医療だろう」と語った。

 古来、中医学で「腎虚」とは老化が進行していることを指しており、「腎機能障害と老化の表現型は類似していることから、腎障害は老化の促進因子の一つと考えられる」(猪阪氏)とした。例えば、腎移植でドナーが60歳の父親、レシピエントが30歳の息子という場合、移植腎の細胞の老化はドナー年齢のみと相関し、拒絶反応などとは相関しないこと、老化モデルであるKlothoマウスの表現型は、動脈硬化、異所性カルシウム沈着、骨粗鬆症など腎不全と似ていることなどが、その根拠だ。猪阪氏は、「従って、腎臓を再生することが、老化に対する再生医療になり得る」とした上で、腎臓の再生医療の可能性についての検討結果を報告した。

 まず、考えられるのは、未分化細胞あるいは最終分化細胞まで再生し移植する手法で、既に骨髄細胞や組織幹細胞などを移植することで、腎障害が改善したり、尿細管に分化したとの報告がある。

 ES細胞(胚性幹細胞)やiPS細胞(人工多能性幹細胞)を分化させて、移植する方法も考えられる。その場合はどのような因子によって、メサンジウム、ポドサイト、尿細管など腎臓の構成細胞に分化させるのか、どの段階まで分化させるのか、どのように移植するのか、どのタイミングで移植するのかなどが課題になってくる。治療のニーズに細胞調整のタイミングをどう合わせるのかも難しい。

 一方、マウスを用いた実験では、筋障害のある高齢マウスと健康な若年マウスの血管を吻合したところ、若年マウスの血清によって、高齢マウスの幹細胞の再生能力が復活することが確かめられており、「構成細胞ではなく、幹細胞の再生因子を分泌する細胞を移植することで、腎臓が再生する可能性がある」(猪阪氏)という。

 腎臓を臓器として丸ごと再生させる方法も考えられる。猪阪氏は、東京慈恵医大の横尾隆氏らの研究を紹介し、既に機能する糸球体の再生まで進んでおり、今後、移植に適した腎機能を持つ大きさに再生できるかどうかが注目されるとした。

 ネフロンを再生する方法も、いくつか考えられている。角膜上皮細胞シート移植を応用して、コンピューターで糸球体の薄いスライスを描き、その形に合わせて細胞を培養し、その細胞シートを重ねて三次元構成していくアイデアが紹介された。

 インクジェットプリンターの技術を用いて、血管の内膜に培養した血管内皮細胞、外側に血管平滑筋細胞を一つずつ“印刷”する手法の応用や、組織培養担体の工夫で、血管のネットワークを作るように糸球体ネットワークを形成する可能性も示唆された。

 最後に猪阪氏は、京大の山中伸弥氏らが開発したiPS細胞について「ES細胞に類似した多能性、自己複製能を持っている。しかも自分の細胞を用いるので、拒絶反応や、ヒト胚を利用するES細胞のような倫理的問題もない」とした上で、展望と課題を述べた。

 まず、iPS細胞を用いて糸球体や尿細管、間質などの細胞に分化誘導できるようになったときの安全性の確保が重要なテーマであること、iPS細胞由来の生殖細胞から生まれた個体では、20%で腫瘍が発生するため、この解決も課題だと指摘した。その対策の一つとして、発癌などの副反応が出た場合に移植した細胞を除去できるよう、「自殺遺伝子」をiPS細胞に導入しておくことを提案した。

 iPS細胞は寿命の短い体細胞由来のため、ES細胞のように不死かどうかは確認されていない。猪阪氏は「老化に関連あるテロメア(telomere)の合成に関与する酵素(telomerase)を強制的に発現する『不死化遺伝子』の導入も必要ではないか」とした。さらに、老化に対するiPS細胞による再生医療と位置付けるなら、例えばKlothoのような「老化抑制因子」の導入も検討すべきとした。

 そして、「これらを導入したiPS細胞から、腎臓の細胞、ネフロンのような組織、あるいは腎臓を丸ごと作り出すことによって、初めて腎臓の再生医療になる」(猪阪氏)との展望を示し講演を締めくくった。


臓器移植法の不備
以前も述べたうように、臓器移植法ができて臓器提供が少なくなったのは現実です。

そしてまた昨日の朝日新聞によると、政府が死後臓器提供をしてもよいか?
との調査をすると4割の方がしてもよいと
しかし、臓器提供カード所持者は8%とのこと。

法律が臓器提供を阻んでいるのです。

悪法もまた法である、という格言がありますが、
それはやはり改正しなくては?
法というのはみんなが暮らしやすくするためのものであり、
国民に同意があるのにも関わらずそれを妨げる法は改正しなければならないと思います。

日本には臓器提供が増えないのは国民意識が欧米と違うということが叫ばれてますが、
4割の方が臓器提供意思があるということからそれは当てはまらないと思います。


透析
医療制度改革で透析の保険点数の改革があった。
しかし、長時間透析を行ってる施設は少ない。

一般の人の感覚では、短時間透析のが時間の制約も少なくいいと思ってる方も多いでしょう。
しかし、短時間で血液を浄化すると心臓の負担がかかり合併症を引き起こしやすくなります。
ですので本来は毎日3時間透析をするか、もしくは、隔日で一日7時間くらいするのがいいとのこと。

ですが、中には長時間耐えられない患者もいます(体に負担がかかるから)
また、長時間やってくれる施設が少なく、見つけても距離が遠く、
移動困難な方も大勢いらっしゃいます。

このような煩わしさがないのが移植です。

移植にも一生、免疫抑制剤を飲まなければならない、
免疫抑制剤による合併症などの弊害はありますが、
時間制約や透析による合併症よりも格段にすぐれています。

透析と移植を比べた時、透析より負担の少ない移植を希望する人が
多いのはわかるような気がします。


国会議員の多選禁止
アメリカ大統領の3選禁止

日本の国会議員も多選禁止にしたら?
って思う。
当選のために自分の地盤に公共事業も持っていこうとする議員がいるんだから・・・
それも不必要なものを・・・

和田移植事件
[編集] 概要
1968年8月8日に和田寿郎を主宰とする札幌医科大学胸部外科チームは日本初、世界で30例目となる心臓移植手術を実施。ドナーは21歳の溺水事故を起こした男子大学生。レシピエントは18歳の高校生。和田によれば、多弁障害を抱え人工弁置換術では根治出来ない、とされる患者であった。手術は約3時間半をかけて明け方、終了した。レシピエントは意識障害がなかなか回復しなかったが、やがて意識回復。8月29日には屋上で10分間の散歩をし、その回復振りをマスコミに披露した。その後一般病棟に移ったが9月に入ると徐々に食欲不振に陥る。検査の結果、輸血後の血清肝炎と診断された。術後においても発症が現れていたという、意識混濁の症状も進みはじめたレシピエントは、10月に入って一旦、小康状態を発表されるが、手術後83日目の10月29日に食後に痰を詰まらせ長時間にわたる蘇生術の甲斐も無く呼吸不全で死亡した、と医師団により発表された。


移植を希望すると
「移植を待機する患者には、自分が生きるために他人の死を期待する感情さえ起こる。移植は人間性を歪める医療である。」 

移植を待っている患者は、目前に迫る死の恐怖と戦いながら、一日も早い提供臓器の出現を願う気持ちになるかもしれない。しかし、それは不幸にも脳死に至る人たちの中に、提供の意思のある人が出ることを願う心理であって、個人の死を願うことなどでは決してない。
 これについては、移植者が次のように述べている「病気の苦しさ、つらさを知っている人は、人のつらさも自分のつらさと同じように感じるのです。他人の死を期待しているなどとどうして言えるのでしょう。このような考え方は、病気の苦しさを知らない健康な方のおごった気持ちだと思います」(朝日新聞1994. 6. 28)。


僕が移植に関して考えるのがまさにこれでした。

臓器提供=人の死

腎臓に関しては人の死を考えずとも生体での腎移植が可能なので、
あまり考える人もいないのかもしれませんが。

しかし、生体であっても健康な体の人の体を切らないといけません。

臓器を増やしてほしい。
これ以上苦しむ人を生み出さないで・・・

しかし、臓器提供を増やすには人の死に直面しなければならないんですよね・・・

すごく、難しい問題です。

腎移植数
腎移植数

     生体腎      死体腎     脳死

’94   399人       199人
’95   432人       172人
’96   453人       186人

臓器移植法施行

’97   437         159
’98   510         149
’99   566         150      8人
’00   600         139      7人
’01   554         135      16
’02   634         112      10
’03   728         134      4
’04   727         167      6
’05   834         144      16


臓器移植法施行後、臓器提供も減ってることがわかります。



これが現実です。
臓器提供を増やしてもらって移植数を増やしたい。
何寝言を言ってるんでしょう。
今までは何をしていたのですか?
急に増やすと言っても増やせますか?と言いたいです。


「まずは臓器提供をしてもらって・・・」

しかし、現実は生体腎移植しか増えていません。
生体移植は最終手段、ということをおっしゃてる医療関係者の話を聞きましたが、
日本ではまずはじめに生体移植が勧められます。

厚労省は毎日書類とにらめっこ。
現場を知らないで政策を練り上げる。
活字にだけ強い人になにができるのか?と言いたいです。



ちなみに
 
アメリカ2005年腎移植数は、16478件です。







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